アンボジア活動第四日目

優しいお言葉どうもありがとうございました。カンボジアに戻り、カンボジアスタッフみんなからも言葉をかけてもらい、胸が詰まる思いです。前を向いて頑張ります❗


活動報告再開します❗プノンペンに戻り、午前中はホテルで仮眠……午前に予定していた手術は明日に変更しておきました……。午後からはNGO病院で手術です。外歯瘻手術。口蓋裂手術。もう1件の知人に頼まれたmeningoceleは、今回来ているフランスチームの中にクラニオサージェリーの人がいたので、外科医と3人で再度検討……水頭症のシャントが出来そうなので、翌日へ。

 

 

アンボジア活動第五日目

午前中はソビエト病院で、昨日予定変更した手術2件……口唇がん切除・Abbe flap再建と下顎骨折。


下顎骨折の手術、口腔外切開、専門医コースの先生にしてもらいました。層をきれいに出すこと、横のメスの使い方……教えたようにやってくれて、嬉しかったです。
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午後からは、国立大学で再び講義です❗今回は6、7年生に対して、口腔がん概論です。特にカンボジアでは進行がんが多いので、早期発見の重要性、歯科医の大きな役割について力説しました。
講義後、興味を持った学生さんと教官とディスカッションし、結果、来年から、郊外での口腔がん検診のプロジェクトを開始することになり、学部長も全面協力するとのこと……カンボジア人自らの発案~カンボジアも少しずつ変わっていきます❗

 

アンボジア活動第六日目

最終日です。昨日連絡があった救急患者……朝8時半からコサマック病院で下顎骨折手術。その後、頼まれていた水頭症患者の手術にNGO病院へ移動。母親希望せず、既に帰宅、中止。
私が頼んだから、Dr.Masaの患者だから、と、特別に受診即入院そして手術予定へ、何人飛び越して手術予定になったと思ってるの❗
最善の方法考え、材料も探し、スタッフ・ドクターみんなでいろいろ侃々諤々……やっと手術なのにね???ここはカンボジアなのにね……カンボジア人が解らんでどうするの❗

カンボジアの医療事情は劣悪です……何日もかけて病院に来て、診察まで一日待ち続ける、でも手術日も決まらず帰っていく。それが何度も続くことも。特に小児医療は大変です。プノンペン市内中心の公立小児病院では、早朝から数百人の列……暑い中、外の道路に並ぶ列は夕方まで変わりません。16年間小児病院携わって、母親の手術を受けたいという本気度をずっと見てきました。今回の母親は本気度が低かったんだと思います貧しい家族とは思いますが、全て準備されるのが当たり前になってしまっているような気がします。そしてそんな状況を作った、気持ちだけで中途半端な支援をした側にも責任の一端が!

 

最終日午後からは、Puthisastra大学で講義です。カンボジアで3校目の教授職、前回延期になったため、今回が当校での初授業です。これから年3回ほど講義を行います❗

岩田雅裕先生の国際支援をリアルタイムで観たい方はfacebookも配信しておりますので
そちらをご覧ください。
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