2017年9月27日ラオス活動報告 | 一般社団法人ウィズアウトボーダー

ラオス活動報告１日目:朝9時に病院着。

術前カンファレンスの後手術へ。本日の手術は、下顎左側エナメル上皮腫開窓術

ラオス活動１日目:ラオス人も日本の昭和歌謡曲が好きみたいです。

今から手術始まりました。今日は何故か手術室は日本の演歌が流れています。吉幾三から始まりテレサテン、坂本九の音楽を聴きながら…。
ラオス人も日本の昭和歌謡曲が好きみたいです。
今回は、再建用プレートが無いため開窓術となりました。次回は再建プレートを日本から持って来て再建オペとなります。

ラオス活動報告１日目:私たちは手を出すことはできないのが悲しい

手術の後は病棟患者の診察です。3名の患者さんの診察です。最後の患者さんは、５７歳男性舌口庭癌リンパ節転移2個疑い。T3N1MX。オペ後は放射線治療も必要と思われます。しかしこちらには放射線治療がまともに行える環境がない、術後管理できる施設が無い。。なかなか厳しい状態です。患者さんは手術を希望しないと言うことは…。悲しい結末になるかもしれないです。これが現状です。私たちは手を出すことはできないのが悲しい…。

ラオス活動報告1日目:ラオス国立大学で口腔外科マスターコースの授業です。

ラオス国立大学で口腔外科マスターコースの授業です。その前に患者さんの診察がありました。７５歳女性口唇狭粘膜ガン疑い。以前病理検査では良性腫瘍で診断がついたが？？？です。
この後、まずは血液検査へ。
今日の講義の演題は、重篤な炎症について。
講義の後の質疑応答は皆さんと沢山意見を出し合って有意義な時間でした。